体育会も終わり、次は文化祭だの音楽会だの、学校現場はイベントに追われております。
もっともメーカーにしても、サプライヤーにしても、催事に振り回されているのは変わらないかもしれません。
ずいぶん前に「なぜ結婚しない女性教師がこんなにも多いのか」ということを書いたんですが、今でもたくさんの方が読んでくれているようです。
やはり、小学校は女性が多い職場です。今回も女性のことを書きましょう。
小学校の女子たちは今も昔もコソコソ話が大好きです。コソコソ、こしょこしょ話しては、ニヤニヤ笑ったり、「サイテー」だとか「ウザッ」とかそんな暴言だけを大きな声で言ったりするのです。
男子としては気になるわけです。気分が悪いわけです。
「あいつら、何話してんだ?」
「俺たちの文句いってんじゃないか?」
と、勘ぐるのです。
そして、
「お前ら、コソコソ話するんじゃねーよ」
と言うと、
「別にあんたの話なんてしてないしー」
と軽くあしらわれるのです。
事実、どうやら女子は男子の悪口を言っていることは少なく(言うには言うのですが)、女子同士の噂話や文句を言っていることの方が多いようです。
ま、男子に文句があれば、今の女子たちは面と向かって言うのです。ああ、女は強し。
女子たちはコソコソ話をすること自体に喜びや楽しみを感じ、またどんなつまらない内容であれヒミツを共有できることに、自分は一人ぼっちではないという安心感を得るようなのです。
違いますか? 元女子のみなさま。
しかし、です。
そんなコソコソ話がそこらじゅうで行われるようになると気持ち悪くて仕方ありません。お互いが悪口を言いあっているのではないかと疑心暗鬼になるでしょう。
男子がケチをつけるのはもっともなことなのです。
ですから、教師たちは「コソコソ話は禁止!」だとか「ナイショ話はしない!」などという決まりを作ったり指導をしたりするのです。
ところがです。
そのコソコソ話を禁止しているはずの教師が職員室ではコソコソ話をしまくるのです。
さすが女性教師の割合が7割の小学校現場です。コソコソ話が好きだった元女子たちは、コソコソ話を子どもには禁止はするけれど自分には解禁しているのです。
元女子の女性教師たちはコピー機の前で、共有テーブルで、こっちの席で、あっちの席で、コソコソこしょこしょやっては、
「それはだめでしょー」とか、
「えー、信じらんなーい」とか、
そんなリアクションだけ大きな声でぶちかますのです。やってることは子どもと一緒です。
いったい子どもたちに指導していることはどこへいったのでしょう…
とくに歳を重ねれば重ねるほど、そういう行動を取るようになるような気がします。もちろん、女性教師のすべてがそうだというわけではありません。そうでない人たちも、もちろんいます。
男性教師でコソコソ話を頻繁にする人を私はまだ見たことがありません。
しかし女性教師は毎日のように見ます。
誰かの文句を言ったり批判しているのではないのかもしれません。あそこのスーパーでは和牛が安いとか、韓流スターの誰それがこんど日本に来るとか、そんな話をしているのかもしれません。
しかし、周りにいる身としては、そこかしこでコソコソこしょこしょやられては、気分のいいものではありません。ましてや、経験年数の浅い身としてはなおさらです。自分のミスをあげつらわれているような気がするのです。
学校の大事なことが、人員配置が、職員会議の落とし所が、一部の年配女性教師たちのコソコソ話で決まっていっているような気さえするのです。
そりゃお前、考えすぎだろうとおっしゃるかもしれません。しかし…ふつーそんなにコソコソ話します?
私はサラリーマンのときはそれほど気にならなかったんですが、小学校に来て気になって仕方がありません。
コソコソこしょこしょは、女性が生まれながらに持つ性質なのでしょうか?
ビルトインされているのでしょうか?
私はとりあえず目の前の女子には、
「コソコソ話はやめようぜ」
と今日もまた言うのです。
だって、先輩教師には言えないですから。